外壁塗装業者には悪徳業者が少なからずいます。外壁塗装は費用がかかる工事なので、悪徳業者を選ぶと大変です。そんな時、信頼のおける業者なら費用面も技術面も安心してお願いできます。悪徳業者の見分け方はいくつかありますので、ポイントや注意点を参考にしてください。
外壁塗装業者を選ぶなら?
外壁塗装業者には「大手のハウスメーカー」や「地域密着型の塗装専門業者」「リフォーム専門業者」などさまざまあります。選び方のポイントはいくつかありますが、費用面だけで選ぶのは危険です。中には悪徳業者もおり、安いだけで飛びつくとトラブルの原因になります。まずはポイントを押さえて、優良業者を選びましょう。
セールスマンは専門用語に注意
外壁塗装業者を選ぶなら、まず訪問してきたセールスマンの対応をチェックしましょう。難しい専門用語ばかりを使う人はNGです。依頼主が詳しくないのを見越して、自分に有利な条件に誘導している可能性があります。具体的な説明をしないような業者は候補から外すのもポイントです。
デメリットも確認
外壁塗装に疑問点があった時は、相談してみるのもおすすめです。ただセールスマンの中にはメリットしか言わない人もいます。質問にしっかりと答えてくれるのはもちろんですが、デメリットも確認が必要です。確認事項がはっきりしていないと、解釈の違いからトラブルになる可能性があります。
塗装技能士資格の有無
外壁塗装を行うには「塗装技能士」と呼ばれる国家資格が必要です。塗装技能士で1級の資格を得るには、実務経験が7年以上なければなりません。そのため、1級の技能士がいることはそれだけで安心できます。また状況によっては建設業の許可証も必要になるので、資格と許可の有無は確認しておきましょう。
1つの業者に絞らない
もし外壁塗装業者を選ぶなら、いくら信頼できる業者であっても最初から1社に決めるのは危険です。複数業者から見積もりを取り、費用が安すぎる見積もりを出した業者は悪徳業者かもしれません。価格の相場を知れるので、必ず複数の業者から見積もりを取るようにしてください。
保証の内容を明記してもらう
悪徳業者でなかったとしても、工事中にミスやトラブルが起こる可能性はあります。ミスの原因がどちらにあるかでも違いますが、余分な費用や手間がかかれば工期も長くなってしまいます。そんな時に保証がある業者を選んでおけば安心です。保証内容もしっかりと書面に残してもらい「この場合は○○の保証が付きます」など明記してもらいましょう。
外壁塗装業者は3つに大別
外壁塗装業者のタイプもさまざまですが、大きく分けると「ハウスメーカー」「地元密着型の外壁塗装業者」「リフォーム業者」の3つに大別できます。それぞれの業者に特色があるので、どんなメリットやデメリットがあるのか確認しましょう。
大手のハウスメーカーの場合
大手のハウスメーカーに塗装をお願いした場合、たいていの場合は下請けの業者が請け負う形になります。大手のハウスメーカーのデメリットは「中間マージンのせいで費用が高くなる」や「手抜き工事になりやすい」などです。知名度が高いので安心できる点はメリットですが、デメリットも押さえておきましょう。
リフォーム専門業者の場合
リフォーム専門業者に塗装をお願いすると、塗装以外の修理なども一緒に行ってくれるメリットがあります。ただ注意点として、塗装専門業者がリフォームもしてくれるのか、リフォーム専門業者が塗装もやるようになったのかを確認しておきましょう。
リフォーム専門業者は塗装ができるだけで専門ではありません。もし塗装をお願いするなら、元々塗装専門でリフォームもするようになった業者を選ぶようにしましょう。
地元密着型業者の場合
地元密着型の塗装業者の場合は「地域の気候に合わせた塗装をしてくれる」「トラブルの際に駆けつけてくれる」「中間マージンがなく費用が安い」などのメリットがあります。会社の資金や規模は大手のハウスメーカーにはかないません。
ただ、塗装の費用や技術力は地域密着型の方が高い場合もあります。塗装は一度では終わらず、10年スパンで確認も必要です。もし外壁塗装をお願いするなら、トラブルに迅速に対処してくれる地元密着型がおすすめです。
悪徳業者に騙されないための注意点
悪徳業者も多い外壁塗装ですが、見分け方はいくつかあります。まずは、連絡もないのに突然の訪問があった時には気をつけましょう。悪徳業者に騙されやすい人には高齢者が多く、セールスマンの巧みな話術で、悪条件に誘導される可能性があります。
不安をあおる業者はNG
セールスマンの中には、やたらと不安をあおる言葉を投げかける人もいます。たとえば「外壁の劣化がひどいので、すぐに工事を始めないと倒壊の危険がありますよ」や「すぐに塗り替えないと余計に費用がかかりますよ」などと不安をあおる業者は注意しましょう。外壁塗装に緊急性があることはまれなので、引っかからないようにしましょう。
値下げが多すぎる業者は要注意
外壁塗装の宣伝が多すぎる業者にも注意が必要です。たとえば「今ちょうどキャンペーン中でして、今すぐの契約なら半額で請け負います」など、いかにも自分の会社が安いと宣伝してくる業者は悪徳の可能性があります。実際に工事をしたら、他の業者の方が安かった事例もあります。
足場0円はあり得ない
外壁塗装をする時には足場が必要です。足場がどの程度必要なのかでも費用は違いますが、0円になることはあり得ません。足場の費用を0円に設定する業者は、他の部分で手抜きをする可能性があるので気をつけましょう。
ホームページの内容で判断
もし悪徳業者かを確認したいなら、業者のホームページをチェックしましょう。チェックポイントは「代表者のプロフィールの内容」や「施工実績」などです。もしホームページがない場合は、そもそも比較ができないので候補から外しましょう。
まとめ
外壁塗装業者の選び方や注意点など、疑問が少しでも解消されれば幸いです。外壁塗装業者には、残念ながら悪徳業者が多いのが事実です。ただポイントを押さえておけば、悪徳業者を見抜くことは可能なので、注意点を確認しましょう。
もし外壁塗装業者選びで迷いましたら、ぜひ一度「有限会社 川本住宅工房」にご相談ください。訪問や調査、見積もりまでは無料ですので、ご希望に添えるようにお手伝いします。