外壁塗装業者には残念なことに悪徳業者が多いと言えます。悪徳業者の手口は心理的な誘導も多いので「自分は大丈夫」と思い込まないことが大切です。
まずは本当にお得なのか確認することが重要です。悪徳業者に引っかからないためにも、どんな手口が使われるのかを知っておきましょう。
外壁塗装の悪徳業者がよく使う手口は？
外壁塗装には多額の費用がかかるため、悪徳業者を選んでしまうと大変です。多額の費用を請求されるばかりではなく、手抜き工事などのトラブルがつきものだからです。「自分は大丈夫」と思っていても悪徳業者に騙される方は数多く、決して他人事ではありません。よくある手口を参考にして、騙されないように気をつけましょう。
値引きが大きすぎる
外壁塗装では、業者が値引きするのは珍しくありません。ただ費用には相場があるので、値引きは適正金額の範囲内です。もし値引き率が50万円や50%OFFなど極端な値引きをする場合は、悪徳業者の可能性が高いと言えます。大幅に値下げする理由は、そもそもの見積書の金額が高い場合もあるので気をつけましょう。
足場が0円はあり得ない
外壁塗装は高い位置で作業するため、安全面でも足場の設置が義務付けられています。足場は必要不可欠なのに設置費用が0円という業者は、悪徳業者なので気をつけましょう。足場の費用が0円という業者の多くが、見積もりで金額を上乗せしているので注意が必要です。
オリジナル塗料は危険
悪徳業者はオリジナルの塗料を勧めてきます。ただ塗料の開発は簡単ではなく、主要なメーカーも日本には3社ほどしかありません。とくに「わが社のオリジナル塗料を使うので安く仕上げます」などは悪徳業者の誘い文句なので気をつけましょう。
モニターやキャンペーンを勧める
モニターになると安いという話やお得なキャンペーンがあるなど、依頼主にメリットがありそうな話を強引に勧めてくる業者は悪徳の可能性大です。業者によってはたしかにキャンペーンを実施しているところもあります。ただキャンペーンを勧めるのに、訪問で伝えることはあり得ません。テレビCMなどで大々的に宣伝しているキャンペーン以外は疑ってください。
保証が長く続きすぎる
悪徳業者がよく使う手口として「○○年保証がついているので安心ですよ」や「塗装が剥げた時には○○年以内なら無料で修理します」などの保証を騙るものがあります。一見お得に見えますが、その保証期間に業者が存在しているとは限りません。数年で会社名を変えるなども悪徳業者の常套手段なので気をつけてください。
屋根や壁を自分で壊す
悪徳業者の中でもとくに悪質なのが、訪問営業の時に屋根を壊す業者です。その上で「今すぐ塗装しないと雨漏りして大変ですよ」などと誘ってきます。これは極端な例ですが、実際に「市役所の関係者です」などと嘘を言って、内部の壁を調べはじめたなどの例もあります。もし壊している現場を発見したら、すぐに警察に通報しましょう。
不安をあおるセリフを使う
悪徳業者は突然訪問するケースが大半です。良心的な外壁塗装業者が約束もなく訪問することはありません。そのため、約束もなく訪問している時点で悪徳業者の可能性が高いのです。
その上で「外壁塗装が大変劣化しているので、すぐに修理しないと大変ですよ」などと不安をあおるセリフを使います。このタイプは間違いなく悪徳業者なので気をつけてください。
悪徳業者に騙されないために
悪徳業者に騙されないためには、まず自分が現状を知ることが大切です。たとえば塗料の耐用年数や費用相場を知っておけば、勧誘されても話の内容があり得ないと気づけます。塗料に関して素人だと感じているからこそ、悪徳業者はその隙間を狙ってきます。
30年以上も保つ塗料はない
オリジナル塗料を勧めてくる業者の多くは悪徳ですが、中には「わが社の塗料はオリジナルで30年以上保ちますよ」などと勧めてくる業者もいます。現実にはどんな塗料でも30年以上も保つものは存在しません。騙されないためにも塗料の知識は持っておくべきです。
業者は自分で探す
悪徳業者に騙されないためには、自分の力で業者を探すことも大切です。外壁塗装が必要になる時期は前回のメンテから10年経った頃と言われています。訪問業者の中には優良な業者もいますが、緊急性であおる業者は悪徳です。たとえ知人からの紹介であっても、まずは自分で情報を集めておきましょう。
外壁塗装で注意したいこと
外壁塗装で悪徳業者に引っかからないためには、まず業界に悪徳が多い現状を知っておきましょう。「私は絶対大丈夫」と思っている人ほど騙されやすい傾向があります。その中でも以下に当てはまる場合は注意してください。
全額前払いは厳禁
もし工事費用を全額前払いで要求してくる場合は、ほぼ間違いなく悪徳業者です。もし仮に「前払いしていただければお安くしますよ」など言われても信用しないでください。頭金なら問題ないですが、全額を前払いすることは本来あり得ません。
情報は疑ってかかる
外壁塗装では、どんな塗料を使うかで仕上がりも違うため、もっとも狙われやすい項目です。業者が勧める塗料で決めてしまうのは危険です。もし塗料を勧められた場合は、塗料のデメリットも聞いておきましょう。その上でしっかりと答えられるなら優良業者と考えられます。
悪徳業者は手抜き工事が多い？
外壁塗装では塗料と人件費が大半を占めるため、悪徳業者はそこを狙って手抜き工事をします。たとえば「3回塗りが必要なのに2回しか塗らない」や「塗料を薄めすぎる」などは悪徳業者の常套手段です。手抜き工事のせいで安くしている部分もあるので、費用が安いだけで飛びつかないようにしてください。
まとめ
外壁塗装で悪徳業者を見分けるためのポイントなど、疑問が少しでも解消されれば幸いです。悪徳業者の手口を知っておけば、自分も騙されずにすみます。「自分は絶対大丈夫」と思わずに、悪徳業者はどういう手口を使うのかを知っておきましょう。
もし外壁塗装業者をお探しの方なら、ぜひ一度「有限会社 川本住宅工房」にご来店ください。訪問や調査、見積もりも無料で行っております。最適の塗料で塗装をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
