リフォームを行う際にはなるべく費用を抑えたい…多くの方がこう思われるのではないでしょうか。
そんなときに利用できる強い味方が、「助成金」という存在です。
リフォームの際の助成金といえば家の内部のバリアフリーや耐震に関する施術内容に支払われるイメージですが、外壁工事に関してもある一定の条件を満たせば助成金を受け取ることができます。
そこで今回は外壁塗装リフォームにおける助成金についてご説明します。
外壁塗装でも助成金が受け取れる？
外壁塗装リフォームの助成金は、主に国と自治体が交付しているものを利用することができます。
国が交付している条件については全国どこで工事を行っても変わりありませんが、自治体に関しては地域ごとに内容に多少差があります。
もし、自治体での助成金交付を希望される場合には、自分の住んでいる自治体の助成金交付条件を確認しておくようにしましょう。
外壁塗装での助成金交付できる施工内容とは？
外壁塗装であれば、どのような施工内容でも助成金が交付できるわけではありません。
施工内容や使用する素材によって助成金が受けられるかどうかが決まります。詳しくみていきましょう。
省エネがかなう塗料を使用しているか
外壁塗装工事に助成金が下りるかそうでないかは、「省エネ」がかなう塗料を使用されているかどうかが大切です。夏の暑い日に冷房機器を使わないためには、家の内部が外気温に影響されないことが必要になります。
遮熱性や断熱性のある塗料を使うことで、家の内部が外気温に影響されにくくなります。
エアコンを多用したり設定温度を低くしたりする必要がなくなり、省エネがかなうというわけです。
これは冬の寒い時期にもいえます。国や自治体では定めている施工内容も少し違ってくるので、あらかじめよく確認しておくようにしましょう。
外壁にまつわる省エネ対策は他にも
塗装とは別ですが、他にも地球温暖化対策、省エネがかなうリフォームとして助成金が下りうる施工に「断熱性の窓に取り換える」「雨水を貯水できるタンクを取り付ける」「照明をLEDに交換する」等があります。
外壁塗装塗り替えの際に併せて検討されるのもおすすめです。
また、外壁に緑のカーテンや樹木を植えることにより建物に熱が伝わるのを防ぐ施工をすることで、助成金が出る場合もあります。
リフォーム費用が抑えられるだけでなく、光熱費の節約に繋がるのでおすすめな施工です。
こんな場合は要注意！助成金が下りないケース
条件を満たした施工内容を行っていても助成金が下りないケースがあります。
- 税金を支払っていない
国や自治体が設けている税金をきちんと支払われていない場合、助成金がおりないことがあります。
もちろん支払い忘れによる滞納の場合も同様です。
しかし一度滞納があっただけで助成金が受けられなくなるのかというとそうではなく、滞納分を支払えば通常通り交付を受けることができます。
- 非社会的な組織との繋がりがある場合
- 住居目的以外の建物
あくまでも住居が目的の建物に限られます。
商用目的の建物では申請ができないこともあるので注意しましょう。
その他の注意事項
助成金申請は申請期間がある
助成金の申請はいつでもできるわけではなく、申請できる期間が決まっています。
期間も国や自治体によってさまざまなため、自分が申請する機関の申請期間がいつなのかどうか把握しておくようにしましょう。
申請期間が過ぎてしまうと助成金を受け取ることができません。
違法建築に助成金は出ない
当たり前といえばそうですが、違法建築部分がある建物には助成金がでません。
たとえもし黙っていて助成金を受け取れたとしても、後で発覚すれば受け取った助成金を返納しなければいけないでしょう。
助成金に詳しいリフォーム会社に施工をお願いする
助成金を用いた外壁塗装リフォームを行うのであれば、助成金制度に詳しい外壁塗装業者にお願いしましょう。
業者によって助成金制度を利用した施工の実績経験が異なります。
知識の深い業者にお願いすると、申請から施工内容を決めるまでがスムーズです。
行うリフォームが助成金制度を適切に受けることができるかも調べてくれたり、申請のサポートもしてくれます。慣れていない業者だと、自分で調べたり申請を行ったりと大変手間がかかります。
まとめ
外壁塗装の助成金についてご紹介しました。
リフォームの助成金といえば耐震やバリアフリーに関するリフォームが広く知られていますが、省エネに関する外壁塗装のリフォームであれば助成金を受け取ることができます。
外壁塗装のリフォームで助成金を申請したい方は、助成金制度に詳しいリフォーム会社にお願いするのがおすすめです。
「川本住宅工房」は外壁塗装リフォームの助成金についてのご相談も承っております。
ご不明な点があればお気軽にお問合せください。
