外壁塗装は、長年一軒家に住んでいる方にとっては避けて通ることができないリフォームのひとつです。
マンションやアパートなどは管理人さんによって定期的な外壁塗装の塗り替えが実施されますが、一軒家の場合は塗装の塗り替え時を自分たちで見極めて業者へお願いしなければいけません。
そこで今回は外壁塗装に必要な時期とはいつなのか?についてお話していきます。
1.外壁塗装に適切な時期はある?
キッチンやトイレなど、普段からよく使う部分だとリフォームの必要時期がよくわかるのですが、外壁などはパッと見ただけではリフォームの必要時がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
また、塗り替え塗装に適した季節というものがあるのかどうかも気になるところです。そこで今回は
- 外壁塗装が必要な時期の見極めかた
- 外壁塗装をお願いするのに適した時期
をご紹介します。
2.悪徳セールスに要注意
外壁塗装は素人目で見ただけでは塗り替えの必要があるかどうか判断することが難しいリフォームです。
そのため、訪問を中心とする悪徳業者に塗り替えの必要がないのに塗り替えの契約を結ばされたり、ずさんな工事により外壁が傷んでしまい再び塗り替えが必要になるなどのトラブルも多く報告されています。外壁塗装の塗り替えが必要な時期を簡単にでも見極められる知識と、信頼できる業者選びが重要になってきます。
3.こんな症状があれば塗り替えが必要かも
自分の目で外壁をチェックしてみましょう。
もしこんな症状があれば、外壁塗装の塗り替えが必要な時期かもしれません。
思い当たる節があれば、塗り替えが必要かどうか信頼できる専門業者に相談しましょう。
- 外壁が変色している
変色しているだけでは塗り替えが必要かどうかは判断できませんが、変色している部分は外壁の保護機能が低下している可能性があります。
保護機能が低下するとヒビや剥がれの原因となるため、近いうちに塗り替えが必要になるかもしれません。
- ひび割れている
外壁がひび割れるとヒビから雨が入り込み、外壁内部を傷ませてしまう可能性があります。
外壁内部が傷んでしまうと外壁の下地などを交換する必要がでてくるため、大掛かりな工事となり費用も一気に上がります。
- 外壁が剥がれている/めくれている
外壁が剥がれている部分やめくれている部分は、すでに“外壁を保護する”という外壁塗装の役割を果たせていません。
雨風や紫外線の影響を受けやすくなっている状態なので、建物の劣化が通常よりも早く進んでしいます。なるべく早い塗装塗り替えが必要です。
- 触ると手が白くなる
外壁を触って手が白くなるのはチョーキングという現象です。
外壁塗装が劣化して変質してしまっている状態です。
早急な塗り替えは必要ないものの、確実に塗装の劣化が進んでいるため近い将来塗り替えが必要になります。
- 10年以上塗り替えをしていない
10年というのはあくまでも目安です。
住んでいる地域の環境や使用している塗料の種類によっても塗り替えに適した時期は大きく異なります。
4.外壁塗装を行うのに適した季節は?
施工は基本的に一年中お願いすることができますが、塗り替え工事を行うのに適した時期というものがあります。それは春と秋です。春と秋は気温や湿度が安定しているため、外壁塗り替え工事がスムーズに行われやすい傾向にあるからです。
夏の梅雨や台風時期は雨、冬は凍結ために工事が伸びてしまうことがあります。
また、外壁工事中はプライバシー面や塗料のニオイが原因で窓を開けることができなかったり、洗濯物を外に干すことができなかったりといった問題もあります。
こういったことを考慮しても、気温や湿度の安定している春や秋に施工を行うほうが安心です。
しかし、逆を言うと春秋に施工以来が集中するということです。
春秋は塗装業者にとって繁忙期となるため、お願いしてから工事に着手されるまでに時間がかかる可能性があることも頭に入れておきましょう。
比較的雨や湿度の影響を受けず、注文も落ち着きだすのが年が明けた1月~2月です。
天候の影響を受けずにスムーズに工事を行いたいという方は、1月か2月に施工をお願いするのもおすすめです。
5.まとめ
外壁塗装の塗り替えが必要な時期についてご説明させていただきました。
最近は訪問販売を中心とした悪徳セールスの被害も多く報告されているので、外壁塗装の業者選びには注意が必要です。
自分で見極めることのできる外壁塗装診断方法もご活用ください。しかし、最終的なチェックは信頼のできる塗装業者にお願いするようにしましょう。
「川本住宅工房」では外壁塗装の塗り替え施工も行っております。
積み上げてきたノウハウを活かし、お客様が安心してお過ごしできるようなお家を作るお手伝いを全力でサポートさせていただきます。
外壁塗装の塗り替えの注文やご相談がございましたらお気軽にお申しつけください。