2021年度版|外壁塗装工事の費用相場は!?

「外壁塗装の費用は、いくらかかるのか」が気になっている方は、少なくないでしょう。

外壁塗装の費用について調べている人が押さえておきたい情報をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

 

1.外壁塗装工事にかかる費用相場

1-A.外壁塗装の費用相場は価格は!?

※外壁塗装の費用相場
70~160万円(一般的な2階建て住宅/塗り面積180㎡)
(注意)屋根塗装は含みません。

おおよその目安の単位、数字としてご覧ください。外壁塗装工事の費用は、使用する塗料の種類や塗装面積、劣化の進行具合など、さまざまな理由によって変動します。

 

1-B.外壁塗装工事費の内訳明細から正確に費用相場を知る』

外壁塗装工事の費用内訳は、主に『塗料代』『人件費』「足場代」『業者利益』です。

そこで、外壁塗装の費用相場をより正確に知るためには、『塗料代』『人件費』『足場代』のそれぞれの相場価格をもとに考えてみましょう。

ちなみに、内訳の比率は『塗料代』約20%、『人件費』約30%、『足場代』約20%です。

※内訳は業者によって多少異なります。

塗料の相場

塗料を選ぶときには、費用単価だけでなく、耐久年数もいっしょに考えましょう。耐久年数とは、「塗料がどれぐらい長く持つか」ということです。

基本的には耐久年数が高いほど価格も高く、耐久年数が低いほど価格も低くなります。つまり、耐久年数の高い塗料を選べば、一時的には費用がかかるものの、長いスパンで考えれば塗り替えまでの期間が長くなるため、結果的にはお得になることもあるということです。

 

人件費

外壁塗装の工事代(人件費)とは、塗装職人さんの工事に対して発生する費用のことです。

基本的には、「飛散防止ネット」「高圧洗浄」「養生」「施工費」はどんな塗装工事の場合もかかる費用です。付帯塗装工事については、塗装する箇所によって異なります。

 

▼足場代

外壁塗装の足場代とは、足場を組むのにかかる費用を指します。

足場の費用相場は下記の計算式で、自身でも算出することができます。

足場架面積=[家の外周+8m]×高さ

続いて

足場費用=足場架面積×(足場費用/㎡+飛散防止ネット/㎡)

足場代(㎡単価) 600~800円/㎡
飛散防止ネット(㎡単価) 100~200円/㎡

 

要注意事項

『足場代無料は危険です』

「足場代を無料にします」という業者がいますが、そんなセールストークをしてくる場合は要注意。

足場代には、足場の材料を運ぶ運搬費と、足場を組む施工費が含まれています。

足場を組むには、足場の組立て等作業主任者(国家資格)を配置する必要があるため、専門の業者に依頼する施工業者も少なくありません。

つまり、専門の人件費がかかるはずの作業を無料にはできないのです。

足場代を無料の代わりに塗料代や人件費が高くなっているかもしれません。

2. 外壁塗装費用の支払い

 

2-A.支払いのタイミングはいつ!?

下記①、②の支払い方法が一般的です。

①工事完了後の一括払い
②契約時か着工時に一部を、完工時に残金を支払う

支払いのタイミングに関しては、業者によって異なります。契約前に必ず確認しておきましょう。

要注意

気をつけておきたいのが、工事前に全額支払いを指定された場合。「金額を支払った後、連絡がつかなくなった」といったトラブルに発展する恐れがあります。

2-B.リフォームローンでの支払いも可能です!

外壁塗装工事はしたいけれど、一度にまとまったお金を用意するのが難しいという方には、リフォームローンを使って支払うという選択肢もあります。
金融機関によって条件も色々あります。業者によっては、自社で取り扱いのある場合もありますので、相談してみると良いでしょう。

 

2-C.住宅ローンの借り換えによる月額のお支払いがそのままになる可能性も!

住宅ローンを借り換えることによって現在の月の返済額と変わらず、塗装工事ができる可能性があります。

もちろん、個人の現在の条件にもよりますが、相談してみる価値はあるかもしれません。

 

2-D.クーリングオフ

訪問販売や電話勧誘販売などの突発的な取引で契約した場合、契約終結日を含め8日以内であれば契約の取り消し・解除ができます。
クーリングオフができるのか判断がつかない時や、クーリングオフの方法についてわからないことがある場合には、悩まずに国民生活センター等にご相談ください。

3. 外壁塗装工事費用によるトラブル例

 

3-A. 大幅値引き

「今すぐ契約してくれたら半額にします」などと言われると、うっかり心を動かされそうになりますが、最初の見積額よりも大幅な値引き額を提示してくる業者には注意が必要です。外壁塗装には、塗料代や工事代(人件費)、足場代など、一定以上の費用がかかるため、そう簡単に大幅値引きができるはずがないのです。

大幅値引きをしたように見せかけて、実は、最初に提示した見積額を常識以上の高額で提示しているだけかもしれません。あるいば、本来1週間かかる工程を2~3日で終わらせていたり、使用する塗料の量を規定よりも減らしていたりと、一般消費者にはわからないよう巧妙に工事品質を下げて割り引いている可能性もあります。

利益重視の業者に騙されないためには、大幅な値引き額を提示された時に「なぜ安くなるのか」という疑問をもつことが重要です。

3-B.追加費用

見積りの際にはお得な額を提示しておき、その後、オプション工事を追加することで、請求額を吊り上げる利益重視の業者も存在します。「一緒に補修しておきますね」などと、あたかも無償でやってくれるような口ぶりで工事を行ない、実際には後で請求されてしまうケースもあります。見積り内の工事なのか確認が大切です。

追加での工事が発生した際には、見積額の範囲で対応できるものなのかを確認が大切です。見積り外の場合には、改めて見積りを依頼しましょう。想定外の請求を防ぐことができます。

 

まとめ

外壁塗装の費用相場を掴むには、さまざまな観点で幅広くチェックしていくのがオススメです。ぜひご紹介した情報をもとに、より正確でご自身にあった費用相場を割り出してみてください。

費用相場を正しく掴んでおくことは、外壁塗装の計画を立てるうえで参考になるだけでなく、利益重視のに業者に騙されることなく、適正価格で塗装工事をするうえでも非常に重要です。

 

 

メッセージ

メッセージ

生まれ育った滑川町で、川本住宅工房をスタートしてから26年が経ちました。
私はこれまでたくさんの住宅工事に携わってきましたが、お客様が住宅を建てるというのは、1度の人生の中でそう何度もあることではありません。

現場ひとつひとつが一度きり、どんな些細な事も見逃さず・妥協せず・実直に住宅工事と向き合ってきました。
地元の皆様からご紹介をいただける喜びをかみしめながら、皆様のご期待に沿えるよう現場ひとつひとつを大切にしてまいります。

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